Shopify(ショッピファイ)とは?
最近ではルイ・ヴィトン、ディズニーやナイキ、ワークマンなどがアマゾンや楽天といった大手ECプラットフォームから離脱するなど、大手ショッピングモール離れが相次いでいます。その動きと呼応するように有名になったのが、簡単にオンラインストアが開設できるプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」です。
Shopifyは2004年にカナダで創業されたECプラットフォームでありシンプルかつ高機能で、D2Cにマッチしているとして現在注目を集めているビジネスモデルとなっています。
現在175ヵ国170万店舗以上で導入されるなど世界NO.1シェアを誇っています。
Shopify活用で本格化するD2C
D2Cとは、「Direct to Consumer」の略でメーカーやブランドが自社で企画・製造した商品を、自社が運営するECサイトを通じて直接消費者に販売するビジネスモデルのことです。
単に中間業者を省くだけではなく、インターネットを通して消費者と関係を築き商品・サービスに対するフィードバックを受けたり、パーソナライズされたマーケティング施策を講じたりできるようになる事が最大のメリットです。
Shopifyが選ばれる理由
1: 利益率が高い
Shopifyには、月額9ドルで使えるShopify Lite(ライトプラン)というプランがあります。さらにクレジットカード決済を使う場合の決済手数料も業界でも最安水準。さらにApple Pay、Google Payなどにも対応しています。
2: 機能が充実
Shopifyに最初から備わっている機能だけでもECサイトを開設することは可能ですが、その機能はとてもシンプルなものです。 Shopifyのアプリ(=拡張機能、プラグイン)は2,000以上もあり、それぞれのアプリによって、マーケティング、SNS連携、配送手配、検索対策、送付状印刷などの機能を追加することが可能になります。
3: ブランドを表現
最近耳にする『オムニチャネル(Omni-Channel Retailing)』戦略にもShopifyのプラットフォームは有効です。『オムニチャンネル』とは、店舗やECサイト、SNSなど、オンライン/オフライン問わず、あらゆるメディアを活用して顧客と接点を作り、購入の経路を意識させずに販売促進につなげる戦略のことを指します。即ち、「実店舗とネットショップの境をなくした新しいショッピングの形」です。ShopifyはInstagramやFacebookと連携してSNSで販売することも可能。KUMICODEのオリジナルテンプレートはコーポレートサイトにもなるので、ページ上でブログを発信したりしてユーザーと接点をもつことでファン化を促進していきます。
Shopifyを利用する際の注意点
メリットの多いShopifyですが、利用の際に気をつけたい点もあります。
追加機能には日本語に対応していないものがある
基本的な機能は日本語で問題なくできますが、追加でインストールする機能やサービスのなかには、日本語に対応していないものもあります。
ランニングコストがかさむ場合がある
便利だからとアプリ(月額課金)を追加しすぎると、ランニングコストがかさんでしまうことがあります。必要な機能を見定めて選ぶことが大切です。
最初から欲張ろうとせず、『システムに慣れる』という意味でもシンプルで使いやすいシステムにすることが重要です。
『続けること』が見込み客をファンに変える一番大切なことだと私たちは考えています。